練度 2018 2 25

2018年2月12日、航空軍事評論家の関賢太郎氏は、このような記事を書いています。

「ファントムII戦闘機」は死なず
退役間近、「F-4EJ改」が「F-15J」をバンバン「撃墜」している

航空自衛隊の「ファントム・ライダー」は、今、猛者だらけ
 「今、『F-4乗り』は、凄いことになっていますよ。
訓練において、F-15を撃墜(判定)するレベルの猛者ばかりです」
 筆者は、航空自衛隊の次世代戦闘機F-35Aの導入遅れにともなう、
F-4「ファントムII」の寿命枯渇問題について、
ある防衛省関係者に、F-4の飛行時間節約にともなう、
練度低下が問題となっていないのであろうかと質問したところ、
以上のような回答を得ることができました。
 F-4の飛行隊では、ベテランが新人を育成する負担から解放され、
戦術研究に集中できるため、全体の練度を底上げしているそうです。
 また、私見ですが、F-4は複座戦闘機であり、
通常は、ベテランと新人がペアを組み経験を積ませるところ、
現在は、前後席ともにベテランであるという点も、
F-4の戦闘能力向上のひとつとなっているのではないでしょうか。
(引用、以上)
 どこの国の空軍も、新型を欲しがります。
これは、世界共通の傾向です。
 しかしながら、新型を欲しがる前に、
練度を向上させるべきです。
 さらに、戦術研究もすべきです。
現実には、晴天で好条件で戦闘というのは少なく、
晴れていても無数の積乱雲が発達しているという気象条件があるでしょう。
あるいは、悪天候で夜間という気象条件もあります。
 国防というものは、
新型の自動車を買って喜ぶカーマニアのようなものではなく、
練度の向上と戦術研究が重要です。










































































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